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国際教育交流・異文化理解促進事業

■ 第60回 外国人による日本語弁論大会
The 60th International Speech Contest in Japanese

第60回大会は国内外から29カ国/地域、123名の応募がありました。予選審査の結果、11カ国、12名の方々が出場され以下の要領で開催されました。
当日は900名の方々にご来場いただきありがとうございました。
大会の模様は、2019年6月29日(土)午後2時より NHK Eテレで放送されました。
番組名「ワタシの見たニッポン:【出演】パトリック・ハーラン,【司会】野村佑香」

日時
2019年6月1日(土)午後1時開始
会場:
八戸市公会堂(青森県八戸市)
主催:
国際教育振興会、国際交流基金、八戸市
後援:
外務省/文化庁/青森県/青森県教育委員会/八戸市教育委員会/公益財団法人青森県国際交流協会/八戸国際交流協会/NPO法人みちのく国際日本語教育センター/一般財団法人VISITはちのへ/八戸学院大学・八戸学院大学短期大学部/ NHK / NHKエデュケーショナル/日本語教育学会
協賛:
キッコーマン株式会社/株式会社スリーエーネットワーク/専門学校新聞社/にほんこの凡人社/リコージャパン株式会社/留学生新聞/ 青い森信用金庫/八戸グランドホテル/株式会社吉田産業

お使いのブラウザで動画を見られない場合にはYoutubeの日米会話学院チャンネルページからご覧下さい。

    • ホアン ゴック ビック チャン 「故郷の自然にいつか還ってきてほしい」
      ホアン ゴック ビック チャン

      ベトナム出身、環太平洋大学 大学生

      自分の意見を述べることが大切だと気が付きました。自分の意見によって、世界が良い方向に変わるかもと思いいろいろな弁論大会に応募してきました。故郷のベトナムは長い間、環境問題を抱えています。どうすれば解決できるか、日本人の自然環境に対する意識を学ぶことができ、自分が学んだことをお伝えします。

    • オーマー グーダー 「東北の冬より寒い」
      オーマー グーダー

      アメリカ出身、弘前市立小沢小学校 外国語指導助手(ALT)

      温度計によると、室外は25℃。だが、私はコタツに潜り込み、寒さにぞくぞくしていた。なぜなら、父の出身地エジプトの灼熱に耐えれるよう、驚異的な力を授けられていたからだ。その力とはジャケットやシャツを貫き、心を直接に冷やせる力、「親父ギャグ」である。皆様にはまず私のサハラ砂漠より熱い日本語への情熱を感じてほしい、そしてルーツと言葉の壁を超え得るもの、ダサい「親父ギャグ」の威力に凍結されて頂きたい!

    • リョウ イクテイ 「誰に、なぜ礼をするか」
      梁程(リョウ イクテイ)/主催団体賞

      中国出身、三重高等学校 高校生

      私が中国から来て、三重高校ですでに半年が過ぎました。実際に体験した日本と来日する前に知っていた日本がどう違うかよく考えています。いろいろな体験をしたあと、日本人の礼儀についてもっと深く理解できるようになりました。学校ではバスケット部に入って、その特別な礼儀が日本人の部活の中にもあることに気が付いて驚きました。この特別な礼儀がどのように生み出されたか、ぜひ皆さんと共有したいと思います。

    • ドミニク シュムツァー 「いじめとの戦い」
      ドミニク シュムツァー

      ルクセンブルク出身、ヨシダ日本語学院 日本語学校生

      日本へ来てから、私は自分のいじめられていた経験をほんの少し忘れることができました。それはどうしてかということを、皆さんに伝えたいと思います。自分のいじめられていた経験とその影響について話すのはチャレンジで、数えきれないほど書き直して、何回もあきらめようと思いましたが、結局このスピーチのお陰で私はちょっと自分のことも人間のこともわかってきました。現在、日本でもいじめが大問題になっているので、皆さんもいじめとは何だろうということについて考えてみてください。

    • キム ドンス 「私が私に還る島」
      金 炯秀(キム ドンス)/外務大臣賞

      韓国出身、五島市役所 国際交流員

      夢を持ってJETプログラムの国際交流員に申し込みました。配属先は思ってもみなかった離島。最初は何もない島暮らしに苦労しましたが、離島生活の中で忘れていた自分に気が付き、人生がだんだん変わっていった経験をお話しし、皆さんにもこんな素晴らしい経験をして欲しいと思います。また離島に少しでも興味を持って訪れてくれる人が増えたらうれしいです。

    • ジョロベコヴァ シリン 「恩返し」
      ジョロベコヴァ シリン

      キルギス出身、筑波技術大学 大学院生

      日本語弁論大会に出場して、自分の日本語力を試したいのはもちろんですが、視覚障害者のことを知ってもらいたいという気持ちが大きな動機です。日本にはたくさんの外国人留学生がいますが、私のように視覚に障害を持った留学生が、少数ですがいて、皆頑張って勉強をしています。私たちのことを少しでも、日本の皆さんに知ってもらいたいのです。

    • レ ティ タン フィ 「天使がくれた日本」
      レ ティ タン フィ

      ベトナム出身、みちのく中小企業協同組合 派遣社員

      私は自分が体験したことを書いておくことが好きです。ただ、文章の作り方がベトナムと日本では違いますが、この大会にチャレンジしてみました。日本に来てつらい気持ちになった時がありました。友達と周りの方々のおかげでどんどん解消でき、楽しく日本で暮らせるようになりました。そのお礼も皆さんにお伝えしたいです。

    • ロー ジャントン 「笑って壁をぶち破れ」
      ロー ジャントン

      マレーシア出身、東京工業大学 大学生

      私はマレーシアで生まれ育ち、2015年の春に日本へ留学しに参りました。日本語の美しさに魅了されながら、日本での日々を満喫しております。この度は、日本に留学している知り合いがほぼ経験している、「日本人の友達ができない」問題、そして、私の乗り越え方をスピーチにしました。日本人の皆様に問題提起することと同時に、日本人との友人関係に悩まされている日本語学習者を勇気づけることを目標にしています。

    • ムハマド ウワイス アルバッリ 「平和のおかげのビジネス」
      ムハマド ウワイス アルバッリ/文部科学大臣賞

      シリア出身、明生情報ビジネス専門学校 日本語学校生

      シリアと言えば、内戦、砂漠、テントの難民というイメージしかないと思います。確かに内戦は多くのシリア人の人生を変え、今も多くの人が砂漠のテントの中で苦しんでいます。しかし、全てのシリア人が砂漠のテントの難民になったわけではありません。私のように、外国で勉強し、明日の新しいシリアを作ろうと努力している人達が多くいます。私の経験をお話しし、何かを感じ取って一緒に歩んでいただきたいと思い応募しました。

    • エマヌエル シルベストル オラインカ アイエドゥン 「日本で学んだ魅力的な精神〜思いやりの心〜」
      エマヌエル シルベストル オラインカ アイエドゥン
      会場審査員賞

      ベナン出身、大阪府立大学 大学院生

      私はアフリカの西側にあるベナン共和国に生まれ育ちました。まだまだ発展途上の母国を背負っていけるような人材になりたい、という強い思いを抱き、高校卒業後、日本に留学しました。本大会では、これまでのほぼ10年間にわたる日本での留学生生活を通して、私が見て、感じたそして理解した日本について皆さんと共有できればと思います。

    • ティリニ バーギャー コラムンナ 「お互いに感謝している友人−日本とセイロン」
      ティリニ バーギャー コラムンナ

      スリランカ出身、岡山大学 大学生

      私が日本に来た目的は「いつか日本人のように日本語が話せるようになる」ということでした。そのために、当初一年半は、日本語学習機関でできる限り勉強しました。この弁論大会に出るのは4年間待っていた夢です。まもなく卒業して国へ帰るので今回が最後のチャンスと思って応募しました。

    • ウィン トゥエ 「忘れられない祖父のことば」
      ウィン トゥエ

      ミャンマー出身、静岡インターナショナル・エア・リゾート専門学校 専門学校生

      来日して五年になりますが、日本人にとって当たり前のことが、外国人である私にとっては、当たり前ではないことが多々あります。日本で様々なことが学べ、日本に留学して良かったと心から思っています。母国では学べなかった日本での学び、気付きを通して、自分が成長したことをぜひ皆さんにお伝えしたいと思い応募しました。

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