国際的な場で通用する英語力と教養を涵養する「グローバル人材育成プログラム」、日米両国で交互に開催する「日米学生会議」(1934 年~)、「外国人による日本語弁論大会」(1960 年~)などを実施、開催しています。
社会人及び次世代を担う若い人材を対象に、国際政治経済、歴史、哲学、文学、芸術等を英語、日本語、フランス語及びその他の言語で学際的に学ぶプログラム、及び大学・大学院等への留学準備コースを実施します。以下の3講座があります。
▼ School of International Studies -SIS- (国際教養講座) 国際政治経済・ビジネスから歴史・哲学・芸術までを、英語、日本語、フランス語で学際的に学びます(1講座週1日から)。 昼/夜/土/日3ヵ月(10週)、週1日~、90分~/日 レベル: TOEICテスト700点以上
▼ 大学院留学準備講座 欧米の大学院留学で役立つ英語の速読力、論文構築力、文章力、口頭発表力、聴き取り力を強化します。 夜間3ヵ月(10週)、週2日、140分/日 レベル: TOEICテスト830点以上
日米学生会議は「世界の平和は太平洋の平和にあり、太平洋の平和は日米両国の平和にあり、その実現のために学生も一翼を担うべきである」との固い信念のもとに、各大学の有志学生によって提唱され、1934年、第1回会議が開催されました。以来、日米両国学生の率直な意見の交換を通じて、相互理解、信頼および友情の促進をはかり、長期的な展望において両国の円満な関係維持に寄与することを目的に、両国学生の手によって企画・運営され、毎年夏、約1ヵ月にわたり、日米相互に開催されています。両国学生が、各地を視察し、起居をともにしながら、政治、経済、社会、教育、文化などの多部門にわたり討論を行い、また、各分野の講師を招いて、日米関係や世界の現状、将来について討議・研究を行っています。
(外務省・文部科学省・米国大使館・一般社団法人日米協会等後援)
→ 日米学生会議(JASC)Home Page
日本の社会や文化について世界各国の人々に日本語で意見を発表する場を提供することにより、今後の日本や国際社会のあり方を互いに考え合う機会をつくりだすことを目的に、1960年から毎年開催しています。本大会の模様がNHKテレビで放送されるほか、出場者のスピーチが中学校・高等学校の教科書に利用され、有意義な催しになっています。1996年からは国際交流基金と共催で行っています。
(外務省・文部科学省等後援)
中学・高校の英語教員を主な対象として、英語教育について研究します。 「グローバル人材育成のための教育」をテーマに、中学・高校での英文法・読解・英作文などの学習と、その応用としての口頭発表力・英文作成力など「発信型」の英語習得について、英語教育の専門家が、さまざまな観点から、考察します。
中学高校の現職教員に実力開示と競技参加への機会を提供することで、教育現場での英語教育の向上に寄与することを目的とします。 「異文化理解」、「英語教育」、「世界・アジアの中の日本」、「教育と社会」などの分野から自由にテーマを設定し、7分程度のスピーチを行います。
(文部科学省・米国大使館等後援)
海外の高校、大学、大学院生に対し、日本語研修、社会見学、企業訪問等を通し、日本の文化や社会への理解を深める事業を展開しています。 また、これら高校、大学、大学院生の来日中、訪問先の各地域で日本人学生との交流を行っています。
▼過去に実施した高校・大学・大学院 ● ワシントンD.C.地区高校生日本研修 ● エルマイラカレッジ(米国ニューヨーク州)日本研修 ● ジョージタウン・プレパラトリー・スクール日本研修 ● フランス国立レンヌ第一大学大学院日仏センター日本語研修 他
内外の有識者を講師に招き、変動する国際社会の政治、経済、文化、社会、教育などの現状をあらゆる角度から理解する機会を提供するため、定期的に英語による講演会を開催しています。講演のテーマは、世界経済の動向を論ずるものから、日本の教育問題、女性問題、英語教育や学習法、さらには哲学や比較文化に関するものなど多岐にわたります。講演の後の質疑応答では外国人聴衆も交えた活発な意見交換も行われています。
終戦直後の混乱の中、英語で占領軍と折衝ができる人材を養成することを目的に1945年11月に設立されました。以来、当学院で学ばれた15万人を超える方々の多くは日本の国際化の最先端で内外の事業に取り組まれています。
成人外国人を対象に、ビジネスや日常の場面で役立つ日本語の授業を提供しています。これまで世界90ヵ国・地域から7,000 人以上の方々が当研修所で日本語を学んできました。