「国際教育振興会(以下、IEC)」は1947年4月、「国際教育文化協会」の名称で設立されました。1948年8月、文部省認可の財団法人となり、1958年12月、東京都所管の財団法人に移行、2012年4月からは内閣府所管の一般財団法人となっています。設立以来、65年にわたり、「国際教育交流・異文化理解促進事業」と「英語・日本語等語学教育事業」の2つの事業を展開しています。
日米学生会議は「世界の平和は太平洋の平和にあり、太平洋の平和は日米両国の平和にあり、その実現のために学生も一翼を担うべきである」との固い信念のもとに、各大学の有志学生によって提唱され、1934年、第1回会議が開催されました。以来、日米両国学生の率直な意見の交換を通じて、相互理解、信頼および友情の促進をはかり、長期的な展望において両国の円満な関係維持に寄与することを目的に、両国学生の手によって企画・運営され、毎年夏、約1ヵ月にわたり、日米相互に開催されています。両国学生が、各地を視察し、起居をともにしながら、政治、経済、社会、教育、文化などの多部門にわたり討論を行い、また、各分野の講師を招いて、日米関係や世界の現状、将来について討議・研究を行っています。
(外務省・文部科学省・米国大使館・一般社団法人日米協会等後援)
日本の社会や文化について世界各国の人々に日本語で意見を発表する場を提供することにより、今後の日本や国際社会のあり方を互いに考え合う機会をつくりだすことを目的に、1960年から毎年開催しています。本大会の模様がNHKテレビで放送されるほか、出場者のスピーチが中学校・高等学校の教科書に利用され、有意義な催しになっています。1996年からは国際交流基金と共催で行っています。
(外務省・文部科学省等後援)
終戦直後の混乱の中、英語で占領軍と折衝ができる人材を養成することを目的に1945年11月に設立されました。以来、当学院で学ばれた15万人を超える方々の多くは日本の国際化の最先端で内外の事業に取り組まれています。
成人外国人を対象に、ビジネスや日常の場面で役立つ日本語の授業を提供しています。これまで世界90ヵ国・地域から7,000 人以上の方々が当研修所で日本語を学んできました。